さんじゃく

さんじゃく
I
さんじゃく【三尺】
〔一尺(約30.3センチメートル)の三倍〕
「三尺帯」の略。
~下がって(=去って)師(シ)の影(カゲ)を踏(フ)まず
〔弟子が師に随行する時, 三尺離れて影も踏まないようにするということから〕
弟子は師を尊敬し, 礼儀を忘れてはならないといういましめ。 弟子七尺去って師の影を踏まず。
~高・し
磔(ハリツケ)の刑に処せられること。 磔は, 地面から三尺の高さの所に足をうちつけた。

「~・い木の空で, 主(シユウ)殺しの御成敗受けて/歌舞伎・勧善懲悪覗機関」

~の童子(ドウジ)
三尺ほどの身長の子供。 無知な者にたとえる。

「~でもわきまえていること」

II
さんじゃく【山鵲】
スズメ目カラス科の鳥。 全長65センチメートルほどで, 尾羽が長い。 体は濃青色で, 頭頂から頸(クビ)にかけて灰色, 顔から胸は黒く, くちばしと足は赤い。 ヒマラヤ・タイから中国に分布。 古く飼い鳥として輸入された。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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